銀行の金利は雀の涙・・・今後も上がる見込みはなし

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銀行金利

銀行にお金を預けてはいけない理由とは?

皆さんのお給料は、お勤めの会社から指定された銀行口座へ毎月振り込まれると思います。使用しなかった分をそのまま口座へ残しておく方もいれば、別の銀行口座へ移して預金をする方もいるでしょう。
しかし、銀行に預けた後のお金の使途はその後どうなっているでしょうか?預けたきりにして、そのまま放置してはいませんか?

家で保管するよりも、銀行に預けておけば確かに資金は増えます。銀行やゆうちょ銀行などの金融機関の口座には金利が付くので、口座に預けているお金に対する金利分だけ資金が増えることになります。
しかし、この金利が問題なのです。あなたの全財産を口座に預けていたとしてもほとんど意味がありません。

なぜそう言えるのでしょうか。実際に3大メガバンクの金利をご覧いただきましょう。
普通預金での金利は以下の通りです。

普通預金メガバンク金利
(2015年10月26日現在)

どこを見ても年利0.020%です。かろうじて数字が残っている感じがしますね・・・。

銀行の金利は低いということは、今なら誰でもご存知であると思いますが、それでも少しは増えていくと思っていた人がほとんどではないでしょうか。それは今まで具体的な金利の数字を見たことがなかったからでしょう。

でも、ちょっと待って。定期預金だともうちょっと金利は高いのでは?

とお思いのあなた。残念ながらそんな淡い期待はすぐになくなってしまうでしょう。
定期預金に一年間預けた場合の金利は以下の通りです。

定期預金メガバンク金利
(2015年10月26日現在)

・・・たったの0.005%のアップです。
見てわかる通り、どの銀行も横並びの金利になっていますね。
果たして表を載せる必要性があったのかどうかさえ怪しいです。

仮に、定期預金で100万円を1年間預けると、得られる利子はたったの250円です。
コンビニでペットボトルのジュース2本も買えません。

ちなみに、最近流行っているネットバンクにお金を預けた場合でも、金利は0.2%前後となるので、上記の例で計算すると利子は2000円。まだまだ諭吉さんには届きません。

更に、金利で得た利子に対し税金がかかります。預金での収入税率は一律20%なので、
メガバンクに預けた場合は200円、ネットバンクに預けた場合は1600円の収入です。
実際に得られるお金は雀の涙というのが納得できます。

また、今の時代では銀行でも破綻するリスクがあり、その際に保証される金額は元本1000万円までとその利息のみです。
現実にはメガバンクが破綻する可能性はゼロに等しいですが、地方銀行などそれ以外の銀行であれば十分にあります。
預けたら減る、が常識になりつつあるのです。

昔は預けたままでも問題なかった

給料を銀行口座に預けたままにしておく、というのは恐らく団塊の世代から来ているのかも知れません。
今となっては全く信じることが難しいかもしれませんが、20~30年前の当時は銀行の金利がなんと5%以上もあったのです。
金利5%で100万円を預けていたとすると、16年目には金利から得られる金額だけで100万円を超えます。要するに、100万円預けると、金額が2倍になる時代があったのです。
このような時代に働いていた人は、銀行にお金を預けるだけで資産が増えていったため、資産運用のことを考えなくても働き続けさえいれば勝手に資産形成ができたわけです。
この良き時代の流れから、未だに口座にお金を預けたままにしている人も多いと思いますが、昔のような恩恵はもう得られないことを理解しておきましょう。

 

少なからずメリットはあるが・・・

金庫
もちろん、銀行に預けておくメリットは少ないですが2つあります。
全てのお金をタンス預金として保管しておくのは、火事や空き巣など、自宅に被害があった時のリスクを考えると怖いですからね。

金融機関にお金を預けておくと、キャッシュカードの盗難により不正に現金が引き出された場合であっても、預金者保護法により金融機関側が被害額を補償してくれます。
ただし、被害に遭われた方に過失などがあると判断された場合は、補償額が減額、もしくは全額補償対象にならないと判断される場合がありますので、注意が必要です。
補償請求の条件は、金融機関のホームページに載っていることがありますので、利用している各機関の条件を確認しておきましょう。分からなければ、問い合わせれば教えてくれるはずです。

もう一つのメリットとして、今は全国各地にATMがあるので、必要な時にお金を引き出しやすいというメリットもあります。現金で持ち合わせがない時には非常に助かりますね。

しかし、銀行からお金を引き出す際、無料の時間帯以外では手数料がかかります。
一回につき108円、場合によっては216円取る所もあります。
コツコツ貯めた利子が一回の取引で一瞬にしてなくなります。
銀行から得られる利子と利用した手数料を比較すると、マイナスになる場合が多いでしょう。

 

結論

結論として、銀行にお金を預けるにあたり、資産運用の価値はないに等しいです。
資金を全て預けておくのではなく、貯蓄分と投資分とに分けましょう。投資に回せるお金が少しでもあれば、資産運用を行い、収入を増やすことを考えた方が良いでしょう。

銀行に預けることのメリットは、家でお金を保管している場合のリスクが軽減されるぐらいのものと捉えましょう。

 

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