定期保険とは‐一番シンプルで使いやすい生命保険

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
定期保険はシンプルな保険

生命保険の種類は多種多様でありますので、実際に自分が加入する時にはそれぞれの保険の内容を知らないと選ぶことができません。

出来るだけ自分に合ったものを理解した上で選びたいですよね。

今回は生命保険の中でも一番シンプルで分かりやすい、定期保険についてご紹介します。

一番オーソドックスな形なのでご存知な方は多いかと思いますが、この機会におさらいしておきましょう。

1.定期保険とは?

定期保険とは、あらかじめ設定した期間中に死亡・高度障害になった場合、設定した金額を保険金として受け取れる保険です。

保険期間は10年ごとに更新するタイプが最も一般的で、「年満了タイプ」と呼ばれます。中には5年単位や20年単位で選べる商品もあります。
定期保険:年満了タイプ

もう一つのタイプは「歳満了タイプ」と呼ばれるもので、こちらは80歳や90歳に達するまでを保障期間とする商品です。
定期保険:歳満了タイプ

※以降特に明記のない場合は「年満了タイプ」に関して解説しているものとします。

 

2.定期保険のメリット

定期保険は、そのシンプルさと柔軟さから、様々なメリットがあります。

内容が分かりやすい

月々いくらの保険料を払い、いつまでこれだけの保障がある。続けたければ更新すればいいし、もう十分だと思ったら更新しなければいい。良い意味で単純で、加入者にとっても内容が非常に分かりやすいものとなっています。
初めて生命保険に入る方でも一番入りやすい商品ではないでしょうか。

自由に保険金額と保障期間を設定できる

保険金額は100万円単位で調整可能で、年満了タイプであれば保障期間は1年のものから20年のものまで、歳満了タイプであれば長期の期間も選べるので、好きなように選択することができます。

保険料が格安

特定の期間のみを保障するので、その分保険料が安く抑えられています。そのため、月々の家計簿とにらめっこして「保険料高いなあ」と思うことも少ないです。
もちろん、保険金額を上げるとそれだけ保険料も上がりますが、加入時点では他の保険商品よりも負担が低くなっています。

ライフステージに対応しやすい

独身の時は葬儀費用だけ、結婚すれば相手方の生活保障、家族が増えれば養育費もというように、ライフステージの変化と共に必要となる保険金額は変動します。
定期保険であれば、更新時に毎回保険金額を見直せるので、必要に応じて設定することができます。

 

3.定期保険のデメリット

沢山のメリットがありましたが、もちろんデメリットもあります。主に2つのデメリットがあります。

掛け捨て型である

定期保険最大のデメリットは、保険料は払ったら戻ってこない、いわゆる掛け捨て型であることです。
他の保険商品であれば中途解約時に「解約返戻金」という形で契約者にある程度の金額は払い戻されるのですが、定期保険にはそれがありません。

また、払込期間の満期に達しても、そこで契約更新か解約かを選ぶだけなので、払い戻しはありません。
歳満了タイプでは、解約返戻金が少しある場合もありますが、その代わり保険料は年満了タイプより比較的高めになっています。

更新ごとに保険料の見直しがある

更新時に保険金額の見直しを行えると言いましたが、保険料の金額も見直されます。見直されるということは、更新時には年も取っているので、基本的に金額が上昇します。
年齢が上がれば上がるほどリスクが高くなるので、保険料の金額が上昇するのは仕方のないことででもあります。

 

4.どのような人におすすめ?

定期保険が合う人は、保険の金額を定期的に見直したい方や、今この期間だけ(特定の期間だけ)保障してもらい、安心して働きたい人などです。

特におすすめしたいのが、住宅ローンや不動産投資ローンを組んで住宅などの不動産を購入する方です。

これらのローンを組む際に、団体信用生命保険という保険に加入する必要があるので(フラット35等の場合は任意)、ローン契約時点で他の生命保険に加入されている人は、ある意味二重の保険となってしまいます。

そこで、不動産を購入する前の何年間かだけ保険に入っておき、購入時に解約するという方法を取ります。そうすれば月々の保険料も抑えられ、必要な金額の保障を都合の良い期間まで受けることができるので、理にかなった方法といえます。

もちろん、保険金額だけ少し下げて更新し、二重に保障して安心するのも手ですね。

 

5.定期保険の種類

年満了タイプや歳満了タイプは、契約期間の長さによって違いがありますが、保険金額の変動方法によって更に3つの種類に分けられます。

平準定期保険
一般的な定期保険です。保険金額は見直すまで変わりません。

逓減(ていげん)定期保険
年を経るごとに保険金額が下がっていきます。子どもの養育費用の保障を考えたときに非常に相性が良いです。

逓増(ていげん)定期保険
逓減とは逆で、年を経るごとに保険金額が上がっていきます。

 

6.様々な特約や割引制度

定期保険はその柔軟さとシンプルさゆえ、他の種類の商品との相性が良いです。一般に他の保険商品の特約として付けられています。

定期保険特約付終身保険や定期保険特約付養老保険はその例です。これらの商品に特約としてセットにすることで、保障を充実させることができるのです。

最近では、禁煙者や健康な人に対して保険料を割り引く制度が導入され、健康であればあるほどお得になっています。

 

まとめ

定期保険は保険料が最も安く抑えられていますので、死亡保障だけとりあえずほしいという方にはうってつけの商品となっています。
掛け捨てとはなりますが、万が一の事態の為の保障として、定期保険もしくはその他の保険に少なくとも一つは加入をお勧めします。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加