FX(エフエックス)とは

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FX(エフエックス)とは

名前は聞いたことあるけれど、横文字だしあまりよく分かっていない方へ、FXの内容をこの記事で簡潔に説明しています。改めて意味を理解しておきたい方もこれを機に再確認しましょう。

FX(エフエックス)は、Foreign Exchangeの頭文字から来た言葉で、日本語でいうと外国為替証拠金取引と言います。漢字にすると長いので、日本では一般にFXと呼ばれています。海外ではForeign Exchangeの一部を取って、Forex(フォレックス)という呼び方をしています。

ブームが過ぎたという話も時折聞きますが、そもそもFXが日本で始まったのは外国為替及び外国貿易法が改正された1998年で、スタートしてからまだ20年も経過していません。J-REITとは3年ほどしか変わりません。(実際に業者がFX導入に乗り出してきたのは2000年頃と言われているので、開始時期はほとんど変わらない)

FXとは、簡単に言うと外国為替を取引の対象とした証拠金取引のことです。まずは、「外国為替取引」と「証拠金取引」、それぞれの言葉の意味を先に分けて理解した方が分かりやすいので、まずは外国為替取引から解説していきます。

1.外国為替取引=2つの異なる通貨を売買する取引

外国為替取引とは
まず、外国為替取引とは、2種類の通貨を交換(=売買)する取引のことをいいます。日本の通貨は円なので、日本円と米ドル・ユーロなどの通貨を売買するのが一般的ですね。上の図のように、様々な通貨が相互に取引されるというのが理解できるかと思います。

また、為替という言葉が入っている通り、取引は現金の交換以外の方法で決済されます。FXでの主な取引はインターネット上で行われ、取引から生まれた差額を決済する差金決済という方法が取られています。インターネットが存在する以前は電話を通じて取引が行われていましたが、今は電話で取引を行っている所は少なくなってきています。

2.証拠金取引=預金額を担保に、預金額以上のお金を利用する取引

次に、証拠金取引の説明です。証拠金取引とは、自らの資金を証拠金として担保にすることで、預けたお金以上の額の取引を行うことです。FXでは、FX業者の口座に預けたお金が証拠金となります。証拠金=保証金と考えた方が分かりやすいかも知れませんね。
証拠金について
証拠金を預けると、限度はありますがその証拠金の金額より何倍もの金額を取引で動かすことができます。一時的にお金を業者から借りているような形になりますが、FXは差金取引ですので、取引の完了後は取引で発生した利益もしくは損失分だけ決済することになります。
この証拠金を預けて他者の資金を使用することを「レバレッジ」と言います。レバレッジについては、次の章のなぜ証拠金を担保にする必要があるのか?もご覧ください。
以上の二つをまとめると、FXとは、証拠金を担保にし、インターネット上で2通貨間の売買取引を行うことです。

3.なぜ証拠金を担保にする必要があるのか?

FXは代金の支払いを必要としない(手数料・スプレッドはかかる)差金取引で、設定すれば自己資金の数倍の資金を動かせます。そのため、業者は取引から生じる損失の補填を確実なものとして確保する為に、担保となるお金が必要なのです。それが証拠金となります。

業者側からしてみれば損失補てんのための証拠金ですが、投資家側からすると、少ない資金で大きな利益を生み出せる魔法のような仕組みとなります。この仕組みのことををレバレッジといいます。

レバレッジの仕組みを利用すると、預けたお金の何倍もの金額を動かして取引することができます。皆さんも、レバレッジ○倍という広告は見たことがあるかも知れません。この倍数が大きければ大きいほど、レバレッジ効果も倍数分増加します。
例えば、レバレッジが10倍の場合、10万円を証拠金として預けると、100万円までの取引が可能となるのです。レバレッジについて

FXが始まった当初はレバレッジの倍数に制限がなかったため、証拠金額の100倍もの金額が運用されていた時期がありました。このおかげで多額の利益を得た人もいれば、多くの負債を背負ってしまった人も沢山います。その為、国内ではレバレッジに制限がかかることとなりました。
海外のFXでは国内における制限がない為、大きいレバレッジをかけることができますが、先ほどもお伝えしたように多額の負債を背負う可能性が高くなりますので、資力的に無理がある運用は避けるようにしましょう。

このレバレッジの方法を可能にしている理由は2つあります。

一つは、FXの取引が差金決済という方法を採用しているで、取引ごとにお金の受け渡しが行われるのではなく、取引で生まれた差額分のみを決済しているということ。

もう一つは、運用業者に証拠金としてお金を預けているので、差額分の損失で証拠金の金額を上回らない限り取引が出来る点にあります。
とは言っても、通貨の価値が急上昇・急落する局面では、証拠金以上の損失を出す可能性は避けられません。

このように、FXは自分のかじ取り次第で利益・損失のどちらにも大幅に転ぶもろ刃の剣のような投資と言えるでしょう。

 

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