個人で行える投資には、大きく分けて10種類の投資先がある

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各投資対象のイメージ図

世の中には、千差万別と言っていいほど数多くの投資の種類・方法があります。どこから手をつけたらいいのか分からず、投資初心者が一番頭を悩ます問題となっています。

しかしながら、資産運用を行うにあたり、投資の種類を把握しておくことは、自分に合った投資先・運用方法を見つけるという意味で非常に重要です。

《孫子》の有名な言葉の一つにこのようなものがあります。

「故に曰く、彼れを知りて己を知れば、百戦して危うからず。
彼れを知らずして己を知れば、一勝一負けす。
彼れを知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず危うし」

自分を知り、相手を知って戦に挑めば100戦しても危なくはないのが主旨です。

「自分を知る」では、投資初心者が絶対押さえるべき5つの心得!でご紹介しています。
今回の場合に当てはめると、「相手を知る」にあたる所が投資の種類を知ることとなります。

といっても全てを一気に覚えるのは無理がありますので、まずはそれぞれの種類を浅く知る所から始めましょう。
各章の最後に、より詳しく解説した記事のリンクを載せていますので、気になった投資をチェックして下さい。

不動産投資

不動産バブル時など昔は売却から得られる利益(キャピタルゲイン)で稼ぐ方法が主流でしたが、バブル崩壊後は賃貸収入で継続収入(インカムゲイン)を得る方法にシフトしています。その為、購入価格に対して年にどれくらいの利回りがあるかが一つの重要な指標となっています。
不動産投資の対象となる不動産は、主にマンション・アパートです。他には、一戸建て・ワンルームマンション・駐車場などがあります。最近では、投資信託の形態で不動産を運用対象としたREITも不動産投資の一つとして考えられています。

― 不動産投資とは

 

株式

日本経済を引っ張る株式会社の株を購入し、株価が上がっている時に売却すれば利益が得られます。3000社以上の上場株式会社の中から、好きな会社の株を購入します。株価(株の価格)と単位(一度に買う株の数。10株、100株、1,000株など)は、株式会社によって異なります。
非上場株の売買は自由に行えませんので、基本的に投資で株式の話が出てくると、上場企業の株式のことについて話しているのだと思って下さい。

その企業の将来性を見据え、株価の上昇を期待しますベーシックなスタイルですが、日本では株主優待制度が大きく発展していますので、資力があればこの制度だけでも十分な利益となります。

また、不祥事や合併・買収など、ニュースとなるような出来事が起こった時は、株価が大幅に変動する局面です。ニュースを常にチェックする癖がつきますので、日本企業の動向に詳しくなります。

― 株式投資とは

 

FX

日本円と米ドルなど、2通貨間の売買などを現金の交換以外の手段で行う差金取引です。レバレッジにより投資効果を倍増させることができます。外貨が対象となるので、当然市場も外国が含まれることになり、24時間常にどこかで売買が行われています。
貨幣価値は常に変動しますので、いつでもどこでも欠かさず為替レートのチェックが必要となります。
― FXとは

 

投資信託

投資は投資額が大きければ大きいほど利益が膨らみます。沢山の投資家から資金を集め、まとめたものを運用することによって成果を出し、得られた利益を投資家に還元する形の投資です。

自分の代わりに投資家のプロに運用を任せるため、初心者が始めやすいものではあるものの、自分でもある程度の知識をつけておかないと、専門家から説明を受けても何を言っているのか理解できない事態になります。運用は楽ですが、株や債券、預金など様々な銘柄を取り扱っているので、理解するまで時間がかかります。どの銘柄がどのような指標を目指し、どのような出来事の影響を受けるのか、専門家から少しずつ教えてもらいましょう。

― 投資信託とは

 

先物取引

「先(将来)」の「物(商品)」を取引するのが先物取引です。この取引の仕組みは、売主の将来における商品の価格低下のリスクに対するリスクヘッジと、投資家の商品の価格上昇の期待で成り立っています。先物取引で取り扱われている商品は大豆や米・トウモロコシなどの農産物や金・天然ゴムなどの工業用品です。天候や資源の渇水によって、作成する商品が多くなりすぎたり少なくなりすぎたりといった状況が毎年のように起こります。このような変化を予想して投資し、的中すれば儲けられるといった形になっています。

― 先物取引とは

 

債券

金融期間からの融資であるローンは、あなたがお金を借り、利子をつけて支払い期限までに全額を金融機関へ返済します。債券は、これと反対のようなこと、つまりあなたがお金を貸し、利子つきで全額の返済がなされます。この利子分が投資目的で得られる利益となります。
債券では、国や地方公共団体などが投資家から債券という証書を販売する形でお金を集めます。国が発行するものを国債、地方公共団体が発行するものを地方債、株式会社等の企業が発行するものを社債といいます。リスクが比較的低く、預金よりも利回りが少し高くなっていますが、償還期限まで待つ必要があります。

― 債券とは

 

金投資

通貨はその通貨を使用している国の財政状況が悪くなった場合に価値が低下しますが、金は産出量に限界があるため価格が大幅に低下することがなく、世界共通で希少価値のあるものだという認識が持たれています。そのため、インフレ対策にも効果的な投資先となっています。
金投資ではドルコスト平均法による積立投資が基本となりますが、価格の上昇局面だと感じた所では買い増しすることもできます。

― 金投資(純金積み立て)とは

 

外貨預金

外貨預金とは、日本円を預金する代わりに、米ドルなどの外貨で預金する方法です。日本の預金による金利は超低水準ですので、外貨で預金をした方が利回りが良いという理屈です。ただし手数料が比較的高めなので、レバレッジを一倍にして運用すれば似た結果を得られ、手数料が割安で済むFXを利用した方がメリットが大きくなります。
ただ、外貨預金のサービスは大手の金融機関が提供していることが多いので、安心感を得たければ利用するのもありでしょう。

― 外貨預金

 

自己投資

自分へ投資するのも立派な投資先だと考えています。投資した資金が直接現金となって返ってくる訳ではありませんが、自分へ投資し、様々な知識や経験を積んでいけば、後になって必ず返ってきます。

― 自己投資

 

ギャンブル

お金を賭け、勝利すれば決められた額や倍率を掛けた金額を得られ、負ければ失うのがギャンブルです。本来投資とギャンブルは似て非なる別物ですが、混同しやすい方も多いので今回例外として紹介することにしました。カジノや現金の賭博行為は基本的に法律で禁止されていますが、競馬や競輪などは許可されています(パチンコ・スロットはグレーゾーンです)。宝くじやTOTOなどもギャンブルの一種ですが、どのギャンブルをするにしても遊びや趣味の範疇を超えないよう気を付けましょう。

― ギャンブル

 

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