投資・資産運用をリスクやリターンの観点から種類分けしてみた

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投資・資産運用の種類分けイメージ図

投資を行うにあたり、資金を失うかもしれないというリスクは避けられません。
しかしだからこそ、リスクに見合うだけのリターンが返ってくるというものです。

今回は、投資におけるリスク・リターンの程度によって異なる特徴をご紹介します。

ローリスク・ローリターンの投資

元本割れ(投資した元の資金が減少すること)の可能性が低い、もしくは可能性がないので安全ですが、投資から得られる収益も少ないのがローリスク・ローリターンの投資です。

ローリスク・ローリターンに挙げられる投資は、普通預金定期預金などの預貯金、国債地方債などの債券です。

今挙げた投資は、元本割れを起こさないと考えられていますが、ATMでお金を引き出す際の手数料、途中で解約した場合の解約手数料が発生するため、実質ローリスクで元本割れを引き起こすと考えた方が良いでしょう。

大幅に資金を失うことはありませんが、得られるリターンも本当に微々たるものです。

平成28年2月、3大メガバンクが預金の金利を更に引下げました。普通預金の金利は0.020%から0.001%に変更です。なんと20分の1になったのです。

今までの金利も十分低かったのですが、この金利ではお金は増えないといっても過言ではありません。これからも金利が上がる余地は少ないでしょう。

少なくとも、今後十数年はこの金利水準が続くものと思います。

ローリスク・ローリターンの投資でもう一つ重要なことが、時間の概念です。この投資で資金を増やそうと考えると、元々得られる金利が少ないですから、何十年ものスパンで計画を立てなければなりません。

また、元手が少ないと、増える金額ももちろん少ないです。最低でも、1000万円以上の投資金はほしいところです。1000万円の現金をお持ちの方は多い方ではないと思いますので、現状は裕福な方がおこづかい稼ぎ程度に投資するものとなっています。

 

ハイリスク・ハイリターンの投資

ではハイリスク・ハイリターンの投資はどうでしょうか。FX株式投資商品先物取引など、投資と聞いて一般にイメージされる投資がこの部類に入ります。

非常にリスクが高く、元本がなくなる可能性があります。また、レバレッジを効かせると自己資金以上の金額を取引できるようになるため、最悪の場合元本以上に投資資金を失うことがあります。

かつてのFXは、元本の100倍ものレバレッジを掛けることができたので、ギャンブル性の大変高いものでした。何百万、何千万円と儲けた人がいるなかで、同じく同程度の金額を失った人も沢山いました。

現在では、FXのレバレッジは25倍までに抑えられ、ロスカットなどのリスクヘッジが半自動で行えるようになりました。これら制限により過去の勢いは収まりましたが、それでもまだ十分ハイリスク・ハイリターンの商品と言えるでしょう。

そのほか商品先物取引でも約20倍、株式の信用取引でも3倍のレバレッジを掛けることができます。

そして最も怖いのが、これら投資商品の取引が、今はインターネット上で完結してしまうことです。非常に便利にはなったのですが、パソコンのディスプレイ上に表示される数字を確認する作業となり、時に現実世界との区別がつかなくなってきます。

勝っている状態の時は良いですが、負けた場合、損失の大きさに現実を受け入れがたく、人生まで狂わせてしまう性質を持っています。何倍のレバレッジを掛けて取引をするのかは個人の自由ですが、損失を出した時のリスクを十分に理解しておいて下さい。

初心者はレバレッジを1倍にして取引を行いましょう。

 

ミドルリスク・ミドルリターンの投資

最後にご紹介するのは、ローとハイの中間、ミドルリスク・ミドルリターンの投資です。

投資という観点からすると、そこそこリスクはありますが、それなりにリターンは返ってくるというバランスの良さがメリットです。

元本はもちろん割れる可能性がありますが、急激に低下したり価値がなくなってしまうようなことは起こりにくく、比較的安定した投資を行うことができます。

この特徴を持つ代表的な投資商品には、不動産投資バランス型の投資信託が挙げられます。

昔の不動産投資では、売却益(キャピタルゲイン)による投資が主流でしたが、現在は部屋を貸すことによる賃貸収入(インカムゲイン)で利益を得る方法に取り替わっています。そのため、中長期的に継続してリターンが入ってくるスタイルになっています。

また、物件購入のためのローンは、自己資金以上のお金を借りて投資することになるので、レバレッジを掛けていることと実質同じになります。

しかし、不動産投資の良い所は、ローンの返済費用を賃料収入でまかなえ、返済し終わった後は対象不動産が資産として自分のものになるのです。もちろん、ほかにも手数料や空室リスクなど様々なデメリット・リスクがありますが、それらも自分の努力次第で低下させることが可能なのです。

不動産投資で利益を確保するためには、月々・年間の収支の計画が非常に大事です。しっかりと考えて投資をすれば、着実に利益を生み出せる投資といえます。

 

まとめ

個人的には、現在の金利の利率の低さを考えると、費用対効果が優れませんのでローリスク・ローリターンの投資はオススメしません。

預金や国債へ投資する資金があるのなら、他の投資先へ回した方が良いでしょう。

ミドル/ハイリスク・ミドル/ハイリターンの投資に関しては、それぞれ一長一短があります。また、自己資金がいくらあるかによっても選ぶ対象は変わってくるでしょう。

まず、自分の興味のある投資先を学ぶことから始めてみてはいかがでしょうか。

 

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