コインパーキング事業と月極駐車場との違い‐舗装タイプなど

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駐車場経営

車を駐車するスペースを提供して、賃料収入を得るのが駐車場経営です。土地活用の選択肢の一つとしてこの投資方法を選ぶ方も多いでしょう。

ここでは、駐車場経営に係わる基本的な知識を身に付けましょう。

1.駐車場経営の舗装タイプ

土地を既にお持ちの方であれば、駐車場用に土地の舗装を行えば駐車場経営を始められます。以下に3つのタイプを解説しています。

砂利舗装

何しろ既に対象の土地が更地であれば、ぼうぼうに伸びてしまっている雑草をとり除き、砂利を敷き詰めればすぐさま駐車場として活用できます。こちらのタイプで賃貸経営を行うのであれば0円~小額で始められるので、手軽さも魅力的ですね。白線の代わりに、黄色と黒色のロープで駐車枠を囲っている形が良く見られます。

アスファルト・コンクリート舗装

もう少し本格的な形にするのであれば、道路のようにアスファルト舗装をするか、コンクリート舗装を駐車スペースに行います。コンクリート舗装はアスファルトのそれに比べて費用が2倍近くかかりますので、コストパフォーマンスを考慮したアスファルト舗装が駐車場経営を行う際に一般的になっています。

立体駐車場

その他の駐車場のタイプには、機械を取り入れた自走式立体駐車場や、機械式立体駐車場といったものがありますが、こちらは機械を設置しなければならないのでコストも高く、設置には一定範囲以上の土地面積が必要です。よほどニーズの高いエリアでない限り、個人では行われないのが一般的です。

 

2.駐車場経営の料金タイプ

駐車場を利用したことのある方であればお分かりかもしれませんが、駐車場経営には「月極駐車場」と「コインパーキング」の大きく2つの料金タイプが存在します。

月極駐車場

月極駐車場は、車一台分のスペースごとに月単位で賃貸借契約を結ぶ駐車場です。
実際には、1ヶ月の契約のみ等にすると、車庫飛ばしという悪質なトラブルに巻き込まれる可能性があるため、初回は最低3ヵ月からの契約としている所が多いです。

自分で契約者を募集する方法もあれば、不動産業者に委託して管理してもらう方法もあります。一度借り手が見つかれば、中期的な収入が見込めます。

余談ですが、子どもの頃、「げっきょく」と読んでいて恥ずかしい思いをしたことがあります。笑 ご存知だとは思いますが、正しくは「月極(つきぎめ)」ですので読み間違えのないようお願いします。

 

コインパーキング

コインパーキングは、駐車した時間毎に料金が発生する駐車場です。都会や商業施設の近くでよく見かけますね。

駐車する時間の単位と料金設定は、エリアによって様々です。30分100円で設定している所もあれば、15分300円と高額に設定している所もあります。また、昼よりも夜の方で料金が安かったり、逆の料金設定になっていたりする所もあります。

更に、長時間駐車していれば料金が固定されるようにしている所もあり、自由な形でサービスを提供できます。コインパーキングでは、この柔軟さが魅力と言えますね。

実際にコインパーキング経営を行うには、個人で行うには料金システムや遮断機を購入・設置する必要があります。他にコインパーキング業者と契約を結んでこれらの機械を設置してもらい、賃料収入の一部を手数料として支払う形になっています。この場合、設置の料金は業者によって異なりますが、大手の業者であれば舗装以外は負担してくれる所が多いです。

 

3.他の不動産投資との違い

駐車場経営は、アパートやマンションの賃貸経営など、他の不動産投資と異なる所が2点あります。一つ目は、料金体系によってターゲットが異なる点です。

マンション・アパートや戸建ての賃貸経営では、貸家として建物に新しく人が住むことになりますが、月極駐車場経営の場合、主に駐車場の近くに住んでいる方が契約を行います。また、コインパーキングの場合では近辺エリアの性質によって様々なタイプの方が駐車場を借りにきます。

二つめは、既に土地を持っている方がコスト・始めやすさでかなり有利であるという点です。

というのも、都心部近くでは既に建物が立っていたり駐車場経営が行われていたりと、何らかの土地活用が行われていてこれから駐車場を始める為の土地が余っていません。
また、駐車場の賃料は都心部・郊外で価格差が激しく、条件的に割に合わないこともあります。居住用の建物がない土地では固定資産税の軽減措置がなくなり、大幅な税金を払わなければいけないので、既に別の用途で使用されているケースも多くあります。

土地を借りて駐車場を経営する方法もありますが、土地を借りるための賃料の支払いが別途発生し、利益を上手く出すことが難しくなるのであまりおすすめできません。

逆にずっと遊休地(どの用途としても使われていない土地のこと)として放置している土地をお持ちの方は、賃貸住宅経営と合わせて駐車場経営を検討すべきでしょう。
また、ワンルームマンションや戸建てと違い、主道路沿いであるか、十分な広さがあるかなど、駐車場は別のニーズがあるということを把握しておく必要があります。

月極、タイムズや三井のリパークなどのコインパーキングの手法で行うのかでも見る要素は異なってきますので注意する必要があります。

 

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